母を怒らせて、兄に叱られた話

まず、私がこのサイトを作ろうと思った一番のきっかけを書こうと思います。


ある時、母とささいなことでケンカをしてしまいました。

次の日、私は仲直りをしようと思ったので、二人で話し合いたいと言い、

母はあまり快く思ってはいなさそうでしたが、しぶしぶ応じてくれました。

しかしその話し合いの中で、私はまた母を怒らせてしまったのです。


なんとか話し合いを進めようと、ついむきになって激しい言い合いにどんどんエスカレートしていった時、横で聞いていた兄が私を連れ出し、今度は兄と二人で話し合いをすることになりました。


兄いわく、私の話し方が人の神経を逆撫でしているという事でした。

私自身ではそのような事は全く思っていなかったのですが、意図せず人を怒らせてしまう事はよくありましたし、なぜか周りの人から近づきがたいような印象を持たれている節があったので、非常に納得できる言葉でした。

特に、今回は仲直りをしようとすればするほど、関係性が悪化していくので、内心不思議だったのですが、それで説明ができると感じました。



話し方というのは、具体的には「自分が絶対に正しい」と思っていて「相手の間違いを指摘するような態度」や、「早口で、人を煽るような口調」のことだそうです。


その時の兄の話し方が「こちらの言うことは適度に受け流しつつ」「ゆっくりと、こちらを落ち着けるように」話していたので、こちらも冷静になることができ、人を落ち着ける話し方と言うものがあることを、身をもって知ることができました。


この中では「早口」が最も直すのが簡単です。これからは普段から意識して、特に相手が怒っていると感じた時は、「ゆっくり」話すことを心がけるようにします。


「相手の話を否定せずにこちらの主張を通す」と言うのは、私にとっては大変難しいことなのですが、「そういう考えもあるんだね、自分はこう思ってるよ」というような感じで相手の主張を頭ごなしに否定せず、まずは受け止める態度を意識することにします。


そして、「自分が絶対に正しいという考え」についてですが、「何が正しくて、何が間違っているのか」という判断基準は長所にもなり得ると思っているので、捨てたくない部分ではあります。

ただ、本当に「自分が正しくて全てのことを理解している」のであれば、今回のようななんの身にもならないケンカは避けることができたはずです。

「自分にはわかっていないことがあって、他の人はわかっているかもしれない」という謙虚な姿勢を持てば、もう少し人間関係が良化するでしょう。

これについては、まだ書きたいことがあるので、また別に記事にしたいと思います。


全てのことをすぐに完璧にはできませんが、まずはできるところから少しずつ気をつけていくことにします。



これからも、感じの良い話し方というのを色々と調べていこうと思います。

そして、何かわかったことや気づいたことがあったら、またこのサイトにまとめていきたいです。


!POINT!

・人が怒っていると感じた時は、ゆっくり話す。

・相手の主張を否定しない。

・自分には分かっていないことがあるということを自覚する。


自閉症スペクトラム(ASD)当事者が考えたこと

このサイトは、自閉症スペクトラム(ASD)である私が日常における困ったことや、その改善点、参考になったことなどを記録・発信するためのサイトです。

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